The Japanese Association of
Social Welfare Management

日本社会福祉マネジメント学会

日本社会福祉マネジメント学会の目指すもの
~社会福祉はマネジメントの時代に~

人間の脳の比率は他の動物に比べ大きいために、未熟な状態で母体から出る必要があります。そのため、成長するまでに時間がかかります。このことは人間が弱い存在であると同時に、知恵をもつ存在であることを意味します。

「弱さと知恵」、これが社会福祉を考えるキーワードであると考えます。「社会的弱者」と呼ばれる人がいますが、この言葉を社会が弱者を生んでいるとも解釈できます。したがって、社会が変われば弱者でなくなるといえます。

社会的弱者と呼ばれる人達にwell-being(良き状態)を保障することが社会福祉の目的ですので、社会を変えることが社会福祉の課題であるといえます。ここで期待されるのが人間の知恵です。社会福祉には3つの知恵が必要であると考えます。人間の科学、組織の科学そして社会の科学です。この3つの知恵を統合し社会福祉を実践する行為が「マネジメント」です。

たとえば、発達心理学が育児にとって役に立つことはいうまでもありません。しかし、家族が精通していることは稀であり、専門家のアドバイスが必要になりますし、現代は幼稚園や保育園で育児の一端を担うことは当たり前となっています。施設の職員が能力を高めるためには最新の科学的知見を理解する必要があり(人間の科学)、適切に実践するためには施設が健全に経営されていること(組織の科学)が前提となります。そして、施設は社会や行政の動きを的確に理解し運営される(社会の科学)必要があります。これらのことは保育、介護に限らず広く社会福祉分野に当てはまります。

上記のような問題意識を背景に、科学的知見に立脚し、社会福祉サービスの質を高め、実践の知を広く普及するために日本社会福祉マネジメント学会を設立しました。

社会福祉施設で活躍されている方、社会福祉施設で活躍することを目指している方、社会福祉を研究されている方、社会福祉施設の経営者の方、社会福祉行政を担当されている方、社会福祉に貢献している企業の参加をお待ちしております。

学会長

学会概念図

日本社会福祉マネジメント学会
設立宣言

(日本社会福祉マネジメント学会 学会長)

2018年7月29日、東京大手町ファーストスクエアカンファレンスにて開催された一般社団法人 日本事業所内保育団体連合会主催の「第1回事保連シンポジウム」にて、日本社会福祉マネジメント学会 学会長より当学会の設立宣言と学会の活動紹介を行いました。

要旨

現在の社会福祉サービスの問題意識のひとつに、専門的な判断や対応がそこで働く職員の俗人的なスキルに多くを依存している実態が挙げられています。また、組織マネジメントに対する知識を学び、実践を積む機会が少ないことも課題となっています。

当学会の設立目的はこの様な問題を解決するためであり、当学会の様々な活動を通して今後は社会福祉の世界においても俗人的スキルに依存しないエビデンスに基づいた社会福祉サービスの実現を目指します。さらにはこうした活動の広がりが福祉の質の向上や働きやすい環境の構築が可能となると考えています。

また、当学会は「社会の科学」「人間の科学」「組織の科学」の3つの知見を応用しながら社会福祉サービスを実践していくことを目指しており、当学会を「人々が行き交い、出会う場所から新しい知恵が生まれる」アゴラのイメージを持って、今後はシンポジウムの開催や全国大会の開催、ジャーナル「論文集」の発行等を行っていく予定です。

詳細についてはビデオをご確認ください。

入会のご案内

本学会は、福祉施設マネジメントに関する研究・人材育成、人的交流、産官学連携を推進し、社会福祉現場に活かす実学探求を目的として発足しました。この目的の達成には、多様な分野の方々の協力が必要です。皆様のお入会をお待ちしております。

入会特典

  • 学会・シンポジウム・会員交流会への参加
  • 学会誌「日本社会福祉マネジメント」の無料配布(年1回)
  • 奨励賞の受賞資格
  • 研修制度割引

入会方法

会員会費
施設会員50,000円
個人会員5,000円
スポンサー企業※2300,000円

※1:一般社団法人日本事業所内保育団体連合会(事保連)の賛助会員が、本学会の施設会員となる場合は20%割引となります。
※2:スポンサー企業は、学会大会・シンポジウムの際のブース設置、セミナー実施、学会誌への広告出稿等が可能となります。